— Kenji Sekiguchi

一言レビュー:Adam Szabo – Radiance [Always Alive]

Adam Szabo – Radiance [Always Alive]
138BPM, G minor
Released in 2011-02-28

年末までは、今年お世話になった楽曲たちを紹介して行きます。

2011年、アップリフティング勢で強烈な印象が残っているのはAdam Szaboです。2008〜2009年にはFraction Recordsを活動の場とし、「Altra」「Superposition / Falcon」をリリース。またエンジニアとしての活動も活発で、Supersawに特化した独自のソフトシンセJP8Kをリリースするなど、多岐に渡る活躍を見せるAdam。今年からはDaniel Kandiが設立したAlways Alive Recordingsをプロダクション発表の場とし、2011年だけで「Radiance」「Serano」「Arcade」の3作をリリース。来年の更なる活躍が期待されます。

Radianceは、2004年付近のアップリフティング黎明期の良さをそのまま最先端のスタイルに融合させたような、伸びやかでストレートなメロディラインが特長のトランス。こういう作品が近年のシーンから現れてくると、トランスを聴き続けていて良かったなと再確認しますね。

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